ピル・アフターピル

ピルの処方について

ピルの処方について

ピルは、元々は避妊を目的としたお薬でした。しかし近年では、さまざまな種類のピルがあり、その目的も多様化しています。当院では、「月経痛が重い」、「経血の量が多い」、「月経前に身体の不調が続く」などの、患者さんそれぞれの目的に合わせたピルを処方しています。

お仕事や家事などの日常生活はもちろんですが、運動をしている方にもピルの処方をおすすめしています。
海外では、アスリートが自らの体調管理としてピルを処方していることも多いのです。ピルの服用で月経をコントロールすることで、快適な生活をお送りください。

低用量ピル

低用量ピル

低用量ピルを処方する目的は、避妊以外にも、月経困難症や子宮内膜症の治療、にきびの治療、月経痛の軽減、経血量が減るなど、多くあります。
しかし、発症頻度は低いですが、静脈血栓症という副作用が出る場合もあります。早期発見で重症にならずに済みますから、ピルを服用する際には定期検診をおすすめしています。
喫煙者や肥満、高齢の方はより注意が必要となりますので、きちんとご理解いただいた上で処方させていただきます。

料金
低用量ピル 2,200円(税込)/1シート

ピル連続投与という考え方

現代女性は、昔の女性に比べ初潮が早くなり、出産回数も減ったため一生涯の月経回数が多くなりました。その結果、月経困難症や子宮内膜症などの病気が増加したと考えられています。月経は妊娠のためには必要なものですが、月経痛や気分の変化等のトラブルがある場合、毎月の排卵を抑え月経回数を減らす治療の検討が必要となります。最近では3ヶ月ほど連続服用し月経回数を減らすピルが認可されております。ヤーズフレックス、ジェミーナがそれにあたります。詳細は相談してください。

月経移動

仕事、旅行、スポーツ、その他の理由により、月経を移動させる必要がある場合には、ホルモン剤を用いて調整します。移動方法には、①月経開始を遅らせる方法と、②月経開始を早める方法があります。
最終月経の開始日、最近数か月間の月経周期、月経持続日数、月経を避けたい期間、来院した時期などを問診し、適切な内服方法を指導します。

アフターピル

アフターピル・緊急避妊ピル(EC)は
「避妊に失敗してしまった」
「無防備な性行為をもった」
「レイプ被害を受けた」
など望まない妊娠を避けるために服用するピルです。

性行為後72時間以内にアフターピルを服用することで着床を防ぎ、避妊することができます。
アフターピル・緊急避妊ピル(EC)には、中用量ピル(プラノバール)を2錠服用、12時間後2錠服用のヤッペ法という方法と黄体ホルモン(レボノスゲストレル)1錠1回服用のいずれかを選択します。
排卵を遅延させたり、仮に受精したとしても急激なホルモン変動により着床を防ぐことで100%ではないものの、かなり高い確率で避妊可能です。

ノルレボ錠ヤッペ法
飲み方 性交後72時間以内に1錠 性交後72時間以内に2錠
その後12時間後に2錠
金額(税込) 9,900円 5,500円

※自費診療です。
※中絶薬ではありませんので、すでに妊娠している方には使用できません。
※アフターピルを希望する場合には、性行為後すぐに受診しましょう。
※薬局などでは販売されていないため、婦人科での処方が必要になります。

お気軽にお問い合わせください

身体のことでお悩みでしたら、吉祥寺にあるしおかわレディースクリニックまで、まずはお気軽にお問い合わせください。

お気軽にお問い合わせください TEL:0422-21-1567
sp_bottom_bn.png
totop